Windows Vistaのパソコンから、新しいWindowsのパソコンに引越しをするためには、いろいろな準備があります。

パソコンの引越をしたい方に「はじめに(Windows Vistaの引越しの準備)」をお伝えします。

Window Vistaから引越しする方法

Windows VistaからWindows 7、Windows 8.1、Windows 10の新しいWindowsのパソコンに引越しをする方法は、大きく分けて4つあります。

  • Windows転送ツールで引越し
  • データや設定を個別に引越し
  • ネットワークを構成して引越し
  • ソフトで引越し

詳しくは、「4種類のパソコン引越し方法(パソコン引越しの基礎知識)」をご覧ください。

「Windows転送ツール」でバックアップ

「Windows転送ツールで引越し」では、Windowsの設定とハードディスク内のデータをまとめてバックアップすることができますので、基本的には、自分で作成したデータ、メールやインターネットのデータを個別にバックアップする必要はありません。

デメリットは、まとめてバックアップしたデータからは、必要なデータだけを個別に取り出すことができません。

パソコンの引越しだけに限れば、便利な「Windows転送ツール」ですが、「今後のためのバックアップ」という意味では不向きです。

「Windows転送ツール」を使う場合でも、今後のために、自分で作成したデータ、メールやインターネットのデータを個別にバックアップしましょう。

Windows 8.1以降

Windows VistaからWindows 8.1、Windows 10への引越しにはWindows転送ツールが使えません。

そのため、「データや設定を個別に引越し」でデータを引っ越しましょう。
 

「ネットワークを構成して引越し」でバックアップ

「ネットワークを構成して引越し」の場合は、Windows Vistaから、Windows 7、Windows 8.1、Windows 10などの新しいWindowsのパソコンにネットワークを使ってコピーすれば引越しができます。

しかし、バックアップとしてUSBメモリ、外付けハードディスク、CD-R、DVD-R、BD-Rが手元に残らないので、今後のことを考えて、バックアップを取ることをオススメします。

とても大切なバックアップ

どの方法で引越しをするにしても、「引越しの準備」でお伝えします「自分で作成したデータ」、「メールのデータ」、「インターネットのデータ」をUSBメモリ、外付けハードディスク、CD-R、DVD-R、BD-Rなどに保存しましょう。

最近のパソコンは故障しにくくなっていますが、それでも急にハードディスクが壊れてデータが全部消えてしまう可能性もあります。

Windows Vistaからパソコンを引越す際に、大切なデータをバックアップしておけば、新しいパソコンで何かトラブルがあった場合でも、いつでもデータを復活させることができます。

特に自分が作成したWord(ワード)やExcel(エクセル)などのデータ、思い出がたくさん詰まった写真や動画、音楽は消えてしまうと、2度と復活できませんので、しっかりとバックアップをとりましょう。

パソコンの引越し準備でバックアップするデータ

パソコンの引越し準備でバックアップするデータには「自分で作成したデータ」「メール」「インターネット」などがあります。

自分で作成したデータ

  • Word(ワード)やExcel(エクセル)など自分で作成したデータ
  • 写真、動画、音楽など

メール

  • アドレス帳
  • 送受信したメール
  • メールアカウント(メールの送受信に必要な設定)

インターネット

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今回は、「はじめに(Windows Vistaの引越しの準備)」をお伝えしました。